試合結果
ターキッシュ エアラインズ bjリーグ 2015-2016シーズン
富山グラウジーズ 82 - 66 岩手ビッグブルズ
第1Q 12 – 11
第2Q 25 – 16
第3Q 21 – 12
第4Q 24 – 27
(観客/1,436人 ティップオフ/14:00)
ゲームレポート
■第1Q 岩手11-12富山
岩手はインサイドにボールを集めていく。藤江が切り込んでリズムを作ると、永田らフォワード陣も狙っていく。富山は水戸がパスを巧みに配給し、自らも狙っていく。交代で入った山崎が外から決めるなど、お互い譲らない展開。藤江がファウルトラブルでベンチに下がり、富山が1点リード。
■第2Q 岩手27-37富山 (16-25)
第1Qは静かだった富山・城宝が果敢に狙っていくと、崩れた守備の穴を巧みについていく富山がリズムに乗る。守備でもプレッシャーをかけて速攻を決めるなど開始2分経って、16-23となり岩手がタイムアウト。岩手はクウソーを投入して中を固めるが、ミスから富山に決められ点差が開く。終盤に小野寺と藤江の3Pで息を吹き返して後半へ。
■第3Q 岩手39-58富山 (12-21)
早く追いつきたい岩手は、守備をタイトにしてボールを奪う。しかしウィラードにリバウンドをとられ、セカンドチャンスを与えてしまう。アウトサイドもシュートも決まらない岩手に対して、富山が着実に点差を広げていく。ウィラード、クルーズのリバウンドで優位に立った富山が19点差。
■第4Q 岩手66-82富山 (27-24)
寒竹の3Pで岩手が先制点を挙げるとサンダースが攻撃の軸となって展開していくがここでは城宝、水戸のガード陣が崩すと、インサイドではヴァイニーらが存在感を表しこのQも富山が主導権を渡さず。終盤にハリスの突破から流れを掴むとアウトサイドから猛追するが時すでに遅く。
■全体
前半は互角の展開の中、城宝の活躍で富山が一歩リードしていた。しかし後半に入るとインサイドで主導権を握った富山が、ガード陣の崩しも効果的に決まり、攻撃で岩手を寄せ付けず第3Qでリード。第4Qでも試合の主導権を握って逃げ切った。
城宝選手 22P 3R 6A 3S
クルーズ選手 18P 7R
ウィラード選手 11P 12R 2S
ヴァイニー選手 11P 3R 3A
山崎選手 7P
水戸選手 6P 2R 2A 4S
武田選手 3P
田中健介選手 2P 2A
澤地選手 2P
※P=得点、R=リバウンド、A=アシスト、S=スティール、B=ブロック
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
ヘッドコーチコメント
■ナッシュヘッドコーチ(富山)コメント
今日は勝つことができて非常に嬉しいです。選手たちには昨日の結果から、2ポイントの対策で、ハーフコートのディフェンスをしっかりするように伝えました。選手たちはそれに応えてくれました。終始、ディフェンスを頑張ってくれました。岩手は今日は、3ポイントを多く打っていて、うちはそこからは速攻に繋げた機会が多かったのではないかと思います。
■勝久ヘッドコーチ(岩手)コメント
非常に残念です。昨日はエネルギッシュにできていたことが、今日はできていなく、エナジーがなかったです。あきらかに気持ちで負けていました。インサイドを固められたときに、いかにインサイドで攻めるか勉強になった試合でした。しっかり振り返って修正したいです。