試合結果
ターキッシュ エアラインズ bjリーグ 2015-2016シーズン
富山グラウジーズ 71 - 79 岩手ビッグブルズ
第1Q 15 – 14
第2Q 16 – 20
第3Q 16 – 21
第4Q 24 – 24
(観客/1,144人 ティップオフ/18:00)
ゲームレポート
■第1Q 岩手14-15富山
富山・クルーズのアリウープから始まったこの試合。オフェンスリバウンドを奪いボールにプレッシャーをかける富山が0-6とリードする。岩手は藤江が攻撃の起点となり外からも狙っていくが開始5分は得点できず。岩手はタイムアウトをとると、パスワークから寒竹の中のあわせで加点すると3Pも決めて点差を詰める。残り9秒にも寒竹が3Pを沈め1点差に詰める。
■第2Q 岩手34-31富山 (20-16)
城宝の個人技から富山が先制。その後も富山のプレッシャーを前にミスが出る岩手だが、富山も簡単には得点できずに我慢の時間帯。富山は水戸のミドル、岩手はクウソーのインサイドからチャンスを作っていく。一進一退の中、ハリスの巧みな突破で富山の守備をかく乱すと、クウソーのダンクとチームオフェンスが機能した岩手が逆転。
■第3Q 岩手55-47富山 (21-16)
お互い積極的な守備でボールを奪い合うなど慌ただしい後半の出だし。岩手は巧みにかわしてサンダースがダンクを決めれば、富山もクルーズが叩き込むなど流れを渡さない。岩手は藤江の果敢なアタックで富山の守備を崩していくと、終盤にタフショットを決める。さらに終了間際に3Pを決めるなど藤江の活躍で岩手が8点リード。
■第4Q 岩手79-71富山 (24-24)
アウェイの富山は寒竹に3Pを決められるも、すぐさま呉屋が決め返すなどベテランの力を見せつける。リバウンドではクルーズが身体能力を生かして競り勝つとファウルを得て追撃。しかし岩手は動じることなく、藤江とハリスの2人を中心に富山の守備を崩して、リードを保つ。終盤にウィラードのインサイドからチャンスを掴むも、残り1分34秒に石川の3Pで勝負あり。
■全体
富山が守備でプレッシャーをかけていき出だしでリードを得たが、寒竹の活躍で第1Q終盤に追い上げるとその後は一進一退の攻防に。後半は藤江の崩しからチャンスを掴んだ岩手がリードを広げると、その後もハリスと藤江の2人を中心にチームオフェンスが機能した岩手が逃げ切った。
クルーズ選手 16P 11R 2A
ウィラード選手 14P 6R
城宝選手 13P 3R 3A
水戸選手 12P 3R
ヴァイニー選手 8P 2R
田中大地選手 5P 6R 3A
呉屋選手 3P
※P=得点、R=リバウンド、A=アシスト、S=スティール、B=ブロック
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
ヘッドコーチコメント
■ナッシュヘッドコーチ(富山)コメント
岩手は非常に素晴らしいチームでした。シュートの確立も良く、ボールをみんなでシェアし、素晴らしいバスケットができていたのではないかと思います。明日は、勝利を掴んで富山に帰れるよう、準備し挑みます。
■勝久ヘッドコーチ(岩手)コメント
チーム全員が気持ちを強く持った結果、大きく崩れることなくディフェンスで良いリズムをつくって、まとまって良いプレーができました。改善点は大きく2つ。ターンオーバー19個、オフェンスリバウンド14個、5割もOFリバウンドを取れていないです。全員で意識を高く、しっかりと修正しないといけないです。先週の秋田戦に引き続き、ブースターのエナジーは素晴らしかったです。