試合結果
ターキッシュ エアラインズ bjリーグ 2015-2016シーズン
富山グラウジーズ 72 - 59 新潟アルビレックスBB
第1Q 13 – 18
第2Q 25 – 20
第3Q 16 – 9
第4Q 18 – 12
(観客/3,001人 ティップオフ/13:00)
ゲームレポート
■第1Q 富山13-18新潟
試合の開始からシュートを打ち合う激しい立ち上がり。富山は、クルーズにボールを集めていく。新潟は佐藤優がゴールを狙っていくとリードの3Pも決まって互角の攻防。その後もリバウンドを奪い攻撃の時間が長い新潟は、佐藤優がボールを配給しリードする。一時は10点差となるも、富山・城宝が個人技で挽回して5点差。
■第2Q 富山38-38新潟 (25-20)
富山・山崎の3Pで始まった第2Q。その後は城宝が続き1点差に詰め寄る。新潟も池田の外角が決まるも、勢いに乗った富山を前に早々にタイムアウト。守備で盛り返し態勢を整える新潟だが、富山・山崎の3Pが高確率で決まりじわじわ詰めると、終盤にはヴァイニーのポストプレイも鮮やかに決まり同点に。
■第3Q 富山54-47新潟 (16-9)
序盤からオフェンスリバウンドで競り勝つ富山は、城宝の3Pで先制する。その後も城宝が個人技でアタックしていく。ゴールネットを揺らすまではいかないも、スペースができたところに水戸が切り込む。新潟は佐藤公、アーノルドがミドルから狙っていくも決まらず、ペイントエリアから攻める富山がじわじわと点差を広げる。
■第4Q 富山72-59新潟 (18-12)
開始から富山が試合を決めにかかる。田中健介、城宝の3Pで開始1分ちょっとで、点差を13点に広げる。新潟はたまらずタイムアウトをとって流れを切る。ガードを入れ替え、ムールを投入してインサイドを強化。代わって入った加藤が3Pを決める。新潟は、その後も守備からチャンスを作るも決めきれず。逆に富山・山崎の3Pで勝負あり。富山が逃げ切った。
■全体
序盤から互角の攻防の中、後半の立ち上がりで城宝が果敢に切り込んでいくと、第3Q終盤にウィラードとヴァイニーがインサイドプレイでチャンスを掴んだ。さらにこの日好調だった山崎の3Pも要所で決まるなどアウトサイドも好調で、新潟のお株を奪った。新潟は頼みのシュートが入らず、悔しい連敗となった。
城宝選手 22P 8R 3A
ヴァイニー選手 12P 9R 2A
山崎選手 12P
ウィラード選手 11P 13R 3A
クルーズ選手 6P 7R
田中大地選手 4P 2R 2A
田中健介選手 3P
水戸選手 2P 3A
※P=得点、R=リバウンド、A=アシスト、S=スティール、B=ブロック
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
ヘッドコーチコメント
■ナッシュヘッドコーチ(富山)コメント
出だしは、オフェンスもディフェンスも良くなかったですが、第2Q以降は、やるべきことを終始、やってくれました。新潟は、昨日の試合からスリーの確率が良かったので、アーノルド選手、リード選手の対策に、選手たちは頑張ってくれました。今日の試合、チームディフェンスが良かったです。激しさや、相手へのプレッシャーでチームとして、高い意識で守ってくれました。3,000名以上のファンが、選手に後押ししてくれたと思います。勝利を届けることができてよかったです。
■中村ヘッドコーチ(新潟)コメント
パプ選手がいないことで、選手の気持ちの中に「いいかな」という思いがあり、選手から気迫が伝わらなかったです。アーノルド選手、リード選手には怒りました。これで変わってくれるか、興味があります。強くなるならこれからかなと思います。この敗戦が、今後良い具合になればいいなと思います。富山とはできたら、一発勝負で有明でやりたいです。