試合結果
ターキッシュ エアラインズ bjリーグ 2015-2016シーズン
富山グラウジーズ 75 - 72 秋田ノーザンハピネッツ
第1Q 18 – 8
第2Q 13 – 18
第3Q 24 – 17
第4Q 20 – 29
(観客/2,323人 ティップオフ/18:00)
ゲームレポート
■第1Q 富山18-8秋田
両者共にターンオーバーが多く、リズムに乗ることができない。秋田は開始5分まで2点のみと苦しい展開であったが、ターナーと水町が得点し追い上げる。しかし、富山は中盤から、相手のパスをカットしてからの速攻による得点で、チャンスを見出す。富山はウィラード、クルーズが相手からボールを奪うと、そのまま自分で持ち込み得点を積み重ね、2桁点差にすることに成功。
■第2Q 富山31-26秋田 (13-18)
秋田は、富山・クルーズに対してゴール下で厳しいディフェンスを仕掛け、相手の攻撃を外角中心に打たせていく。秋田はモリソンが速攻、高橋と菅澤が3Pを決め一気に差を詰めると、ロビーの外角が決まり同点に。2桁点差から追いつかれた富山は、終盤にウィラードがオフェンスリバウンドから押し込むと、城宝もバスケットカウントを決め、苦しみながらも5点差で前半を終えた。
■第3Q 富山55-43秋田 (24-17)
序盤から、互角の展開が続く。富山は水戸の3Pから、外国籍選手の得点、城宝の3Pで13点差に。流れに乗った富山は、クルーズがアリウープダンクを決め、終盤にも、ウィラードと城宝が3Pを決めた。秋田は、高橋、ロビーが得点するものの、富山の猛攻を防ぎきれず、再びリードを広げられてしまう。
■第4Q 富山75-72秋田 (20-29)
富山は、城宝と田中(大)が速攻、外角と次々に得点し、この日最大の19点差に。諦めない秋田は、ターナーが攻守にわたり活躍、大塚が3Pを決め詰める。さらにターナー、ロビーを中心に追い上げをみせるが、残り30秒で富山・田中(健)のフリースローにより6点差に。しかし秋田・田口が3Pを沈めるなど同点にするも、富山の最後の攻撃。ウィラードがリバウンドで踏ん張り、フリースローを得るとしっかりと沈め、富山が接戦をものにした。
■全体
前半は両者ともに、互角の展開をみせていた。後半から、富山が城宝や外国籍選手の活躍により一気に流れを掴んだ。第4Qでは、秋田が攻守にわたり素晴らしい展開をみせたが、最後の最後、ほんの僅かな差で惜しくも敗戦となってしまった。
城宝選手 28P 7R 4A
ウィラード選手 20P 10R 2A
クルーズ選手 12P 10R
田中大地選手 8P 5R
水戸選手 3P 3A 3S
田中健介選手 3P 3A
ヴァイニー選手 1P
※P=得点、R=リバウンド、A=アシスト、S=スティール
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
ヘッドコーチコメント
■ナッシュヘッドコーチ(富山)コメント
出だし、うちの選手たちは良いプレイをしてくれ、リードをすることができました。ただ、後半、選手たちにはエネルギッシュにプレイするよう伝えたのですが、秋田の方が、良いプレイをされていたと思います。この試合はどちらに転んでもおかしくなかった試合でしたが、最終的に、ホームで勝利をおさめることができてよかったです。
■長谷川ヘッドコーチ(大分)コメント
3週空いての試合だったので、硬さはあるかと思っていました。第1Q、(得点が)一桁で、なかなかシュートが入らない中、メンタルの弱さが出ました、勝負どころで、オフェンスリバウンド、ターンオーバー、がでたこと、あとはフリースローを10本落としたこと、そのような結果だとどうしても勝つことが厳しくなってきます。リバウンドから修正して、ミスを少なくして、明日挑みたいと思います。