試合結果
ターキッシュ エアラインズ bjリーグ 2014-2015シーズン
富山グラウジーズ 81 - 79 岩手ビッグブルズ
第1Q 17 – 19
第2Q 17 – 21
第3Q 27 – 20
第4Q 20 – 19
(観客/2,378人 ティップオフ/14:00)
ゲームレポート
■第1Q 岩手19-17富山
両チームシュート成功率があがらず、リズムに乗れない時間が続く。中盤からは富山はサイドを広く使いフリーの機会を徐々に作り出せば、対する岩手はブラックレッジを中心にインサイドを果敢に攻める。ラスト10秒からも岩手のランダル、富山の城宝がそれぞれ2Pを決めるなど、互いに譲らない一進一退の展開で第1Qを終える。
■第2Q 岩手40-34富山 (21-17)
岩手のファウルが多くなる。そのチャンスを逃さず富山は高い確率でフリースリーを決め、点差を詰めプレッシャーを与える。だがブラックレッジの再三のリバウンドから着実に2Pを重ねる岩手も流れを渡さず踏ん張る。終盤月野の3Pが決まり岩手が6点のリードとするが、第1Q同様どちらにとも流れはなく、後半勝負の様相。
■第3Q 岩手60-61富山 (20-27)
中盤に試合が大きく動き始める。水戸のアシストから藤江の3Pで富山が逆転すれば、すぐさま月野が3Pを返し富山も一気には引き離せない。ここからラスト1分は両チームこれまで以上にハードなディフェンスを見せる。寒竹が3Pで逆転するも、富山も城宝のスティールから2Pを返し、またまた逆転。富山はついにリードし第4Qを迎える。
■第4Q 岩手79-81富山 (19-20)
ハードなディフェンスを継続できたのは富山だった。オフィシャルタイムアウト直前に岩手はブラックレッジの2Pで再びリードを奪い返す。ウィラードやディクソンもしっかりとフリースローを決め、富山も粘りを見せ続ける。すると岩手1点リードの残り25秒、水戸がスティールに成功し、ホーンの2Pで土壇場の再逆転。そのまま逃げ切った富山が劇的な逆転勝利を収めた。
■全体
第3Qまではお互いに譲らない一進一退の展開。第4Qに入るとゲームを優位に進めていたのは岩手だが、最後の最後で勝利を掴んだのは富山だった。富山はゲームが進むにつれ、ディフェンスのハードさが増していく印象があり、それが最後に実を結んだ。岩手は要所でファウルが多く波に乗れず、フリースローを決められ引き離しきれなかった。
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
ヘッドコーチコメント
■ナッシュヘッドコーチ(富山)
久しぶりに日曜日勝って気持ちがいいです。今日はとくにディフェンスで気持ちが入ったバスケができていました。どっちに転ぶか分からない展開で最後のスティールと2ポイントショットで勝つことが出来ましたた。翌週に目を向けてまた1つ1つ戦っていきます。
■桶谷ヘッドコーチ(岩手)
(富山に)4連敗です。後半点数を取られすぎたし、フリースローをあたえすぎていました。ディフェンスをもうちょっとタフにするべきでした。劇的な負け方をしてこれで成長しなかったらもったいないので、糧にして成長したいです。