試合結果
ターキッシュ エアラインズ bjリーグ プレイオフ2015
ファーストラウンド
富山グラウジーズ 74 - 94 新潟アルビレックスBB
第1Q 18 – 28
第2Q 21 – 21
第3Q 15 – 19
第4Q 20 – 26
(観客/1,581人 ティップオフ/18:00)
ゲームレポート
■第1Q 新潟28-18富山
北信越対決となった注目の一戦は新潟バントリースの豪快なダンクで幕開ける。新潟は外のシュートを中心に、富山はパス回しからフリーの選手が確実に点を決め、一進一退の攻防が続く。中盤から新潟が池田の3P、バントリースのゴール下などでリードを広げる。富山は水戸がバスケットカウントなどでチームを引っ張るが、新潟の勢いを止められず第2Qへ。
■第2Q 新潟49-39富山(21-21)
開始から新潟サリバン・富山ウィラードのダンクで会場が盛り上がる。新潟がカーターやサリバンの個人技を活かしながら点を重ね、最大18点リードに。富山は攻撃のリズムが悪く、シュート精度が上がらない。終盤、富山は藤江の連続3P、水戸のバスケットカウント、ホーンのブロックでなんとか10点差まで詰め、新潟リードで前半が終了する。
■第3Q 新潟68-54富山(19-15)
大事な後半開始直後、新潟の池田が連続3Pでチームに勢いをもたらす。富山は追い上げたい状況でターンオーバーなどミスが増えていく。中盤、富山がワーナーのゴール下、田中のフローターシュートで一時、一桁差とするが逆転まで至らない。終了間際、ケネディの個人技などで新潟がリードを14点とし、最終Qへ。
■第4Q 新潟94-74富山(26-20)
新潟がバントリースのバスケットカウント、ケネディの3Pと勢いに乗り、富山はたまらずタイムアウト。その後、富山はディフェンスがよりタイトになり、オフェンスの流れが良くなる。中盤以降、両チーム共ファウルが増え、荒れた展開に。その中でも新潟は効果的な速攻や外のシュートで点を重ねていく。富山はオールコートディフェンスをする場面などもあったが、終盤、集中力が切れ、新潟が第1戦を制した。
■全体
去年のプレイオフ、富山に敗れた新潟だったが今シーズン、富山に対しレギュラーシーズン4勝0敗と圧倒した強さを発揮した。新潟は池田が3Pを中心に19得点とチームに勢いをもたらした。富山は水戸が20得点とチームを引っ張ったがエース城宝の負傷欠場が響き、得点が伸びなかった。新潟が終始リードしながら、第1戦目を勝利で飾った。
<戦評>
株式会社マーススポーツエージェント
ヘッドコーチコメント
■ナッシュヘッドコーチ(富山)
良いゲームプランでしたが、結果として負けてしまったことは残念に思います。今できることは、チームとしてまとまって、明日の試合の準備をすることだと思います。
■平岡コーチ(新潟)
多くのブースターの皆さんのおかげで勝利できました。試合はディフェンスでの失点が多く、オフェンスも単発になることが多かったので、修正をして、明日勝って次のステージに進めるように頑張りたいです。