試合結果
ターキッシュ エアラインズ bjリーグ 2014-2015シーズン
富山グラウジーズ 68 - 73 群馬クレインサンダーズ
第1Q 29 – 12
第2Q 13 – 26
第3Q 14 – 14
第4Q 12 – 21
(観客/2,106人 ティップオフ/14:00)
ゲームレポート
■第1Q 群馬12-29富山
富山ウィラードの得点が決まると、藤江も自身で持込み得点を重ねていく。残り6分には城宝・水戸の日本人エースにも得点が生まれる。残り3分30秒には城宝のスリーポイントが連続で決まり、点差はトリプルスコアに。群馬はディクソン・イーライが奮闘し、何とか点を重ねる。富山が大きくリードして第2Qへ。
■第2Q 群馬38-42富山 (26-13)
群馬の逆襲が始まる。立ち上がり、ノーザンジュニア・ディクソン・伊藤と立て続けに加点していく。その間、富山は亀崎・ウィラード・田中とシュートを外し、得点が伸びない。群馬は友利のアシストからマレーが得点するとイーライのダンクも飛び出す。その後、ノーザンジュニアのバスケットカウントワンスローも決まり、群馬が怒涛の追い上げを見せる。
■第3Q 群馬52-56富山 (14-14)
上位チームの富山がピリッとしない。藤江・ウィラードのシュートが外れ、城宝がターンオーバーを計上してしまう。しかし群馬もディクソン・伊藤・友利らが放つシュートはリングに嫌われ得点に結びつかない。しかし群馬は残り3分でディクソンのフリースローが決まり、2点差に。このまま逆転に向かいたいところだったが要所でターンオーバーを犯してしまう。点差は変わらず最終Qへ。
■第4Q 群馬73-68富山 (21-12)
富山水戸の得点からスタート。その後富山田中の得点も生まれ、じわじわと富山が引き離しにかかるかに思われた。しかし、群馬は小淵が踏ん張り得点していく。その後もノーザンジュニアが連続得点し、オフィシャルタイムアウト前にはディクソンにも得点が生まれ、群馬が逆転。その後、小淵がバスケットカウントワンスローを獲得。それをしっかり沈める。最後はファウルゲームをかわした群馬が上位チームの富山に勝利し、プレイオフ進出を決めた。
■全体
群馬はスリーポイント決定率が7%と低迷したが、集中力を維持し、逆転に向け、虎視眈々とゲームを進めてきた。逆転勝利の要素は、リバウンドで富山より上回っており、オフェンスリバウンドではセカンドチャンスを、ディフェンスリバウンドでは機能的なオフェンスを展開できていた。この勝利で群馬はプレイオフ進出を手にした。
ヘッドコーチコメント
■ナッシュヘッドコーチ(富山)
シュートが入って良いスタートが切れてリードも奪えました。第2Qから群馬がディフェンスでプレッシャーをかけて、うちがターンオーバーを多くしてしまってリズムを崩して、それからリズムを戻すことなく、群馬の方がプレイオフに向けてハードにプレイして、群馬に勝ちを取られてしまいました。うちにとっては悔しい敗戦ですが、群馬にとっては良いチームだということを証明し、初のプレイオフ進出を決めたのでおめでとうと言いたいです。
■チャーリーヘッドコーチ(群馬)
素晴らしい試合でした。17点差あったと思いますが、それを追い上げてみんな本当に強いハートを持ちながら、ちゃんとやることをやって良いプレイをしました。群馬初のプレイオフ進出ができました。NBAみたいな素晴らしいホームゲームでした。ブースター、チーム、スタッフ皆にありがとうを言いたいです。プレイオフは新たなシーズンだと思って挑みます。プレイオフは何が起こるかわからないので、出来る限りのことをやって次に進めるように頑張っていきたいと思います。