試合結果
ターキッシュ エアラインズ bjリーグ 2014-2015シーズン
富山グラウジーズ 91 - 82 秋田ノーザンハピネッツ
第1Q 22 – 16
第2Q 25 – 16
第3Q 22 – 19
第4Q 22 – 31
(観客/1,926人 ティップオフ/18:00)
ゲームレポート
■第1Q 富山22-16秋田
序盤は秋田が先行。エースの田口に大塚の3Pが決まってリードする。富山も城宝が果敢に狙っていくも決めきれず、大塚に2本目の3Pを沈められ4-11と出遅れる。タイムアウトを取った富山はディフェンスから立て直しを図ると、城宝のバスケットカウントに水戸の3Pと攻撃陣が応え、逆転に成功する。秋田は富山ディフェンスに捕まりミスが目立ち6点差。
■第2Q 富山47-32秋田 (25-16)
富山・田中の3Pで始まった第2Q。秋田はロビーにボールを集めていく。対して富山はディクソンがトップから仕掛けていき、秋田ディフェンスを崩していくと、内外から決めていく。中盤から攻撃が噛み合いはじめ勢いづく富山が、徐々に突き放していく。秋田はロビー、スティーブンスが個々で打開を図るも連動性が低く、富山ディフェンスに阻まれていく。終盤に藤江の3Pが決まって15点差で後半へ。
■第3Q 富山69-51秋田 (22-19)
富山はミスマッチを突き、トップからディクソンが仕掛けていくと、秋田の隙を見逃さずにスピーディーにボールを運んでいくなどペースを握る。秋田は内村が状況を打開しようと攻めるも、富山ディフェンスに分断されてしまう。秋田は連携不足でボールが停滞し、外国籍選手に頼らざるを得ない状況。対して富山は城宝が果敢にゴールに向かってリードしていく。
■第4Q 富山91-82秋田 (22-31)
秋田はロビーの個人技など1on1での攻めが多くなるが、富山の好ディフェンスに阻まれてしまいなかなか中まで切り込めない。富山はボールをシェアし、ドライブを起点に秋田ディフェンスを崩す。前線からプレッシャーをかける秋田であるが、ディクソンの突破力を止められず。しかし、終盤に外国籍選手3名が連動しはじめ、外角を決めていき猛追するが時すでに遅し、富山が勝利した。
■全体
序盤こそ秋田の外角が決まってリードを許すも、富山はディフェンスで素早く立て直すと、その後は試合の主導権を握っていった。秋田のガードに仕事をさせず、単発で攻めさせると、オフェンスでは外から仕掛け、秋田ディフェンスを翻弄し内外から得点。第4Qで意地を見せた秋田であるが追いつくには至らなかった。
■戦評協力:株式会社マーススポーツエージェント
ヘッドコーチコメント
■ナッシュヘッドコーチ(富山)
最初3Qのディフェンスが良く、ターンオーバーを誘発することができましたし、アシストも22でボールがよく動いていたと思います。第4Q、向こうが修正してきて、流れを持っていかれましたが、リードが大きかったので、なんとか勝利を掴むことができました。明日も勝利を掴めために全力で戦います。
■桶谷ヘッドコーチ(岩手)
前半で決まったようなゲーム展開でした。前半で1試合分のターンオーバーでした。我々のガードへのプレッシャーがあり、それでオフェンスのリズムを崩して、ディフェンスも崩れ、こういった結果につながり非常に残念です。これからプレッシャーに負けないくらいのフィジカルのプレーをしていかないといけないです。